以前は、提携カードのほうが、様々な特典を受けられたので断然提携カードのほうがお得でポイント還元率も良く、還元率1%なんていうものはあたり前に存在していた。
しかし、クレジットカードの発行競争も収まり、景気低迷にいより、クレジットカードをもっている本人すら気がつかないところで改悪が進んでいる。
その一方でJCBや三井住友VISAが対抗するために利用額によって年会費無料にしたり、サービスの充実を図ったことから、プロパーカードの改善により、改悪され続ける提携カードと肩を並べるようになった。
またステータスの意味では、店舗によってはゴールドカード迄しかない提携カードより有名なJCBや三井住友VISA、又はアメックスなどでゴールド、プラチナ、ブラックとランクアップしていき、ステータスが上がる楽しみもあるプロパーカードがメインカードとして活躍するようになってきた。
また、会社員なら係長、課長、部長、社長とランクがあり、肩書きにステータスがあるかもしれないが、個人事業主・会社経営者にはそれ以上の肩書きが無く、少ない収入であろうと、多い収入であろうと同じ肩書きなのである。
会社員でも他社の社員とは、どれくらい社会的信用が違うのか分かりづらい
しかも、比べるにしても違う業種になるとなお比較しづらい、そのため自分でも社会的地位は把握しにくいのである。
そこで自分の社会的信用を誇示するため、自分で社会的地位を確認するためにもクレジットカードのランクが一種の指標のようなものになっていると私は考えている。
以上のことから、少なからずステータスを求める人はメインカードには有名どころのクレジットカードを使い、劣化していく提携カードはサブ・カードに留まっている事が多いように思える。
逆にポイント重視の人は、自分のクレジットカードの使い勝手が悪くなった場合、使い勝手の良い提携カードへの乗り換えをしている。