過去に「高還元カードを信頼しすぎるのは危険なのでは?」と言われていた時期がありますが、2015~2016年は高還元カードの改悪が、実際に起きてしまいました。
還元率2.0%だったリクルートカード・プラスは新規受付停止になり、還元率1.75%だった漢方スタイルクラブカードと価格.comのREXカードは還元率1.5%になりました。
しかもREXカードは条件付でやっと1.5%です。
なので、漢方スタイルカードは改悪されても1.5%で、改悪された中でもまだ使えるカードだと思います。
しかし「いつでも・どこでも1.5%」が売りの漢方スタイルクラブカードにはポイント2倍などのキャンペーンや店舗がありません。
それに比べ、還元率0.5%でもポイント3倍の店舗が沢山あるJCBカードや三井住友カードなら同じ1.5%になり、通常1%の楽天カードで2倍キャンペーンや店舗を利用すれば還元率2%で負けてしまいます。
今まで高還元の提携カードを押していたサイトが多かったと思いますが、今回立て続けに起きた改悪により、高還元カードを紹介するサイトは確かに激減しました。
■ 広告を出さなくなったから
■ 広告費を削減したから
などが噂されているようです。
これらは、十分に考えられる理由だと思います。
しかし、本当にそれだけでしょうか?
各カード会社にも運営方針があると思いますので「還元率を下げる」「広告費削減」は十分ありえる事だと思います。
しかし、単純に考えてしまうと、クレジットカードの還元率は基本的に運営会社の景気が良ければ還元率も良くなり、景気が悪くなれば還元率も悪くなるものだと思います。
実際はそう単純で無いとしても「他社が下げたから自社も還元率を下げよう」「十分に人が集まったから新規開拓はやめよう」と言っているようにしか見えない場合、印象が悪くなります。
印象があまりよろしくないカードを紹介してしまうと、紹介サイトの印象まで悪くなってしまいます。
■ 還元率良いって言ってたからカードを作ろうと思ったのに廃止されていた。
■ 還元率が良いって言ってたのに、作ったとたん還元率が下げられた。
なんて事になりかねません。というかもう十分に起こった事だと思います。
もちろんカード会社も、そこまで考慮しての結果だと思いますので、おすすめランキングなどから姿を消すのは想定の範囲内だったのではないかと思います。