クレジットカードは申し込んだら作れるというものではなく審査を通過しないと発行されません。
クレジットカードは一括払いなら無利子とはいえカード利用日から支払日の間お金を借りている事になります。
基本的にネット申し込みの場合は、まず機械で自動選定されます。
機械で判断のつかない項目がある場合は、人の目で確認されます。
機械で選定されるので、実はすぐに結果は出ているかと思いますが大体1週間~2週間かけて通知を送る事が多く、これは「審査をしっかりしたよ」という建前なのかなとも思えます。
クレジットカードの発行審査とは「お金を貸しても大丈夫な人物か?」という事を調べる為の審査でもあります。
また、同時にステータスのあるカードでは、誰にでも発行していてはステータスの意味が無くなってしまうので【カードを持つのに相応しいか】を審査され、【年収】や【就職先】【役職】などが審査基準となります。
しかし、やはり一番大事なのは【安定した収入】があるか、【借金】【支払いの遅延】がないかが大きいのではないかと思います。
これには携帯電話の分割払いも含まれるので、身に覚えがないときは携帯料金の遅延などが原因である事が多いようです。
実は、クレジットカードが作れるはずなのに作れない人がいます。
これはクレジットカードを持ったことが無い人に多いです。
審査には機械での審査と、人が行う審査がありますが、多くの人はそんな事を知らないので【審査に落ちたら終わり】だと思い込んでいます。
しかし、この機械での審査は完璧なものではないので、人の目に触れる前に落とされてしまうことがあります。
クレジットカードは信用情報を元に発行されますが、債務整理や自己破産をした人は「お金を借りたり」「クレジットカードを作ったり」が出来ませんので履歴が何もない状態になります。
ですので、「問題がある人なのか」「本当に何もない人」どちらなのか判断が付かない場合、会社員なのに「何年も履歴が無い」というだけで審査に落ちる事があります。
ネット申し込みでも、書類申し込みでも審査は変わらないと言われているので、審査基準は変わらないかもしれませんが「機械が確認するか」「人が確認するか」は違います。
借金などは一切無く、保険会社に15年以上勤めている会社員の方がネット申し込みでイオンカードの審査に落ちました。
この方はクレジットカードを所持したことが無く、海外旅行に行く為にはじめてのクレジットカードを申し込みしました。
どうしても納得がいかなかったのでイオンカードに電話をしたら「店舗に置いてある書類で申し込んでみてください」と言われました。
何がいけなかったのか悩んでいましたが、サポートセンターに言われたとおり書類で申し込んだらあっさり審査に通りました。
ネット申し込みでは人の目に触れることなく落とされるかもしれませんが、書類審査なら必ず一度は人の目に触れるのでこの違いなのかと思いました。