プロパーカードと提携カードどっちがお得?

プロパーカードと提携カードどっちがお得?

一般的にプロパーカード提携カードでは提携カードの方がお得と言われています。

しかし、提携カードはステータスに欠けるという事や一部の店舗でしかお得にならない場合が多く、レストランやホテルで1名分が無料になるクーポンやボーナスポイントが多く付くプロパーゴールドカードの方がお得な場合があります。

要するに使い方次第な部分が大きいですが、一番よくないのが「意味の無い提携カード」です。

ポイントカード代わりのクレジットカードで、その店舗でだけお得になるけどたまにしか行かないもしくは年間5万円も使わない

これらのカードは一見お得に思えても、他のカードでまかなえてしまう場合が多く、ポイントを無駄に分散してしまっているかもしれません。

それなら大手のプロパーカードで支払いを一本化したほうが健全です。

プロパーカードとは?

JCBカードJCBカードプロパーカードとは、三井住友カードやJCBカードのように他社と提携する事無く自社で発行されたクレジットカードの事を言います。

分かり難いかもしれませんが、発行元の企業と券面の会社名が同じならプロパーカードです。

「三井住友だってVISAと提携してるんじゃないの?」と言われそうですが、国際ブランドとの提携では提携カードに含まれません。

また、プロパーカードの多くは銀行系である場合が多いのも特徴です。

そして、日本で唯一国際ブランドを保有しているのはJCBだけです。

しかしながら、日本で一番人気のあるプロパーカードは三井住友VISAカードです。

提携カードとは?

提携カードとはクレジットカードの発行会社企業が提携し発行されているクレジットカードの事で、その多くが発行会社のサービス提携企業のサービスを両方受けられるので、提携カードの方がお得と言われています。

三井住友カードやJCBカードなどのプロパーカードはブランド力で集客できるのに対し、提携カードは特典で集客しているという面もあります。

クレジットカードを自社で発行する為には国際ブランドであるVISAやJCBと契約したり、サポートサービスを用意したりする必要があり、膨大な手間と資金が必要となります。

そこで、一般的な企業は三井住友やJCBやジャックスなどの既にクレジットカードを発行している企業と提携する事で、自社名入りのクレジットカードを発行できます。

提携カードは必ずしも2社の企業で提携しているとは限らず、「発行元」+「企業」+「企業」と3社で提携している場合もあり、より多くの店舗でお得に買い物ができる場合もあります。

しかし、提携カードは必ずしもお得という訳ではなく、標準である還元率0.5%を下回るものもあり「お得な理由」が見当たらないクレジットカードもありますのでご注意ください。

実は楽天カードもイオンカードもプロパーカード

AEON イオンカード (WAON一体型)プロパーカードというと「三井住友VISAカード」「JCBカード」が真っ先にでてきますが、実は「楽天カード」「イオンカード」もプロパーカードです。

しかし、三井住友やJCBが銀行系カードなのに対し、楽天カード・イオンカードは楽天銀行やイオン銀行があるからと言って一概に銀行系カードと言う訳ではなく、流通系カードに含まれています。

ちなみに、この2枚はゴールドカードまでしか設定がありません。

提携カードはステータスに欠ける?

セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードセゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードステータスに欠けると言われている理由としては、提携カードは一般企業でもお金さえ払えば自社で発行するより安価に発行できてしまう事基本的にゴールドカード以上の設定が無いという事。

それなりにカードを使うならプロパーカードのゴールドカードの方がお得になる場合が多いからだと思います。

また、提携カードはお得感を出している事が多く庶民的であるという理由も大きいと思います。

いまどきステータスなんて気にするの?

クレジットカードのステータス

気にする人は気にしますし、気にしない人はまったく気にしません。

しかし、普段は気にしなくても、高級ホテルのレストランなどで食事の際、楽天カードやpontaカードで支払う事には抵抗がある人は多いと思います。

抵抗がある理由なんて本当は無いと思いますが、「私はポイントが大好きな庶民です!」と言っている感じがするからでしょうか?

当然、お店側から「庶民カードはちょっと・・・」なんて言われる事はありませんが、一緒に食事をしている相手にどう思われるかだったり、周りの目は気になると思います。

プロパーカードの特典は恥ずかしくない?

プロパーカードの特典矛盾してしまいますが、楽天カードは使わないのに三井住友やJCBのグルメクーポンはちょっと恥ずかしくても使えるという人も多いのではないでしょうか?

これらはステータスというものを高めてきたJCBや三井住友、AMEX、ダイナースなどの企業努力の結果であり、お得感ではなくステータスを求められるプロパーカードの魅力だと思います。

プロパーカードと提携カードどっちがお得?

プロパーカードと提携カード

本題のどっちがお得かという事ですが、生活圏内の利用店舗や生活水準によるところが大きいので一概には言えませんが、提携カードの場合は自分の生活圏内のクレジットカードを利用する事です。

店舗を気にしないで還元率が良いのは「リクルートカード」などの提携カードです。

しかし、年間利用額が多い場合や、年に3回ほど一人1万円以上のディナーを利用する場合はグルメ優待やクーポンがもらえる「三井住友VISAゴールドカード」や「JCBゴールドカード」などのプロパーカードのほうがお得になります。

また、グルメだけに限らず、ホテルや旅行でも優待が使えます。

クレジットカードに縛られないで!?

クレジットカードに縛られないで

結果として、提携カードでもプロパーカードでも、それなりのクレジットカードには、それなりのサービスや特典が付いてくるので上手く活用できればお得になります。

クレジットカードは年齢を重ねたり、収入により自分のライフスタイルが変われば当然必要なクレジットカードも変わってきます。

ですので、あまり難しく考えずに自分に合っていると思うカードを使うのが一番良いと私は思います。

日本人はあまり変化を好まないと言いますが、クレジットカードは「お得感を感じない」「自分に合っていない」と思う場合は迷わず変えてしまいましょう!

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