JCBザ・クラスはプラチナ?ブラック?

JCBザ・クラスはプラチナ?ブラック?

JCB THE CLASSはプラチナカードと紹介されたり、ブラックカードと紹介されたり、その位置づけがあやふやなJCBザ・クラスですが実際はどうなんでしょうか?

年会費が5万円台とプラチナクラスの年会費なのでプラチナカードとして取り扱っているサイトも多いです。

そもそもブラックカードの基準とはなんなのか?
そこから解き明かして行きたいと思います

ブラックカードの条件 その1

ブラックカードとは表向きは限度額無制限(実際は限度額無制限のカードでも、カードの種類や収入により、個別に300万~くらいの限度額が設定されています。)

ブラックカードの条件 その2

券面が基本的にブラックである。

必ずしもブラックである訳ではありません。

ブラックカードの条件 その3

ブラックカードとは最上位のカードの通称である

常にゴールド・プラチナ・ブラックなどの通称がカード名に含まれている訳ではありません。

ゴールド・プラチナなどの通称を築いたと言われるアメリカン・エキスプレスのブラックカードも「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」と、どこにもブラックの文字は含まれておりません。

三井住友はどうなの?

そうなってくると三井住友のブラックカードは三井住友プラチナカードになるのではないか?

と、いう疑問がでてくるかもしれませんが、三井住友にブラックが存在しないだけで、海外では2種類のブラックカードが発行されており、日本では唯一スルガ銀行からブラックカードのInfinite(インフィニット)カードが発行されています。

正確な情報は出ていませんが、外商向けにデパートのブラックカードが発行されている事から、三井住友VISAカードのプラチナはあくまでプラチナということになる。

三井住友はVISA本社ではない

この話題になると、特に日本ではCMのおかげで三井住友VISAをVISAカードの本社と勘違いしている人が多く出てくるが、あくまでVISA本社は2008年からニューヨーク市場に上場している一企業であり、VISAカードを発行するために三井住友が提携しているだけでスルガ銀行もその提携先なだけです。

VISAカードの場合はJCBのように本社からクレジットカードが発行されている訳ではなく、VISA本社から発行されているクレジットカードは少なくとも現在は存在せず、今後もクレジットカードを発行する事は無いと予想されます。

VISA本社では提携先に「VISAカードとして発行していいですよ。」という契約のみで、名義貸しのような形で提携することにより利益を得ています。

なので私はVISAにおけるブラックカードはInfinite(インフィニット)であり、JCBにおけるブラックカードはザ・クラスであると判断しています。

カードのランクは国際ブランドによって発行が許可される

アメックス・JCB・VISA・Masterなどの国際ブランドから各カード発行会社は、「ゴールドカードを発行していいですよ。」「プラチナカードを発行していいですよ。」と許可を受けて発行しています。

幻のカード「楽天ブラックカード」というものがありますが、楽天カードはMasterカードから「一般カード」と「ゴールドカード」の発行許可しか受けていないので、厳密に言えば名称が「楽天ブラックカード」というMasterゴールドカードという事になります。

JCBにはプラチナに代わるカードがある

また、JCBには法人カードでプラチナの設定があり個人カードではプレミアというプラチナに変わるクラスが存在します。

以上のことからJCBでのブラックカードとはザ・クラスであると当サイトでは判断しています。

JCBは独自のカード名称があるので断定はできませんが、ザ・クラス以上のカードが無いのでほぼ確定かと思われます。

しかし、JCB THE CLASS の5万円という年会費を考えると、今後JCBから新たな年会費10万円以上のカードが発行されれば、それがブラックカードとなりザ・クラスはプラチナとなります。

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